AE86-Rr コイルオーバー の車検について

ストリート車両の場合、車検対応か否かという問題は重要だと思います。

先日、車検について相談しましたところ、大筋大丈夫との回答でした。
「大筋」というファジーな部分に関しては、全国の各陸運事務局によって見解に誤差が生じるという事です。
基本は、シャシー(ボディー)及びホーシング本体(重要部品に属します)に加工が加えられていなければ、強度の検討や構造変更の申請は必要ありません。
弊社のコイルオーバーは、車体の改造は一切せずに装着できますので、問題ございません。
(純正のコイルスプリングを取り外すのも問題ございません。)

では、もし車検に通らない場合はどうするか?

車検時、検査官はなぜ車検に通らないか、何所の強度検討が必要なのかを説明する義務があります。同時に強度検討の計算式も提示する義務があります。
つまり、「構造変更が必要です」と言われた場合、計算式の提示を求めてその計算式に則って数字を入れれば良いのです。簡単ですね!

これをもって、正式にコイルオーバータイプの販売も開始致します。

車検対応を懸念されていた方へ、お待ちどう様でした。
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AE101 Super Strut GT300 Street – シェイクダウン

CAR BOY誌とのタイアップ企画で進めてきておりました「AE101 GT300 Street Ver.」のシェイクダウンを筑波サーキット コース2000で行ってきました。

今回は、協賛企業様が勢揃いでした。
プレシオさん、CAMさん、メカルさん、ガレージ34さん、ボズスピードさん、BROSさん(敬称略、順不同)
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タイムアタックのドライバーは、BROSの間野さんが担当します。
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走行会に参加し、20分 x  3本の走行枠があります。
インターバルは2時間程あり、何かあっても充分な作業時間がとれます。

さぁ、いよいよ走行! と思ったらタイヤを温める間もなくピットイン。
「右コーナーでバイブレーションが起る」とのドライバーコメント。
左側のタイヤ周辺をチェックするが、特に異常は見られない。
一先ず最スタートしたが、バイブレーションが収まらないので、走行を切り上げてピットで原因をチェックする事になりました。
連続的な振動で、特にハンドルが取られたりする事も無いとの事なので、リアアクスル周辺を徹底的にチェック&増締め。
駐車場で旋回テストすると「ダダダダダ〜」とバイブレーションが、、、。
ベアリングかな?でも部品が無い。
と思ったら、さすがプロ集団!携帯電話で部品を手配して近くの部品屋さんまで取りに行くという荒技で乗り切る。
2回目の走行枠迄には部品が間に合わないので、バイブレーションが起る右コーナーは攻めずに様子を見る事に。
筑波は右回りのコースなので、タイムは気にせず全体バランスやエンジン等の様子を見るだけでした。(ちなみにこの状態で1’05”8 左コーナーは1ヘアピンと80Rだけです)
ドライバー曰く「何も起きない!80Rも全開のまま全く安定」との事です。
現在、パワーは約300psです。完全に車体と足廻りがエンジンパワーを上回っている状態の様です。

2ヒート目が終了し、リアのハブベアリングの交換をして駐車場でチェック。
直ってない、、。
この時点で本日の走行は中止となりました。
しかし、あらゆるカテゴリーのプロ達が集まって1台の車を手掛けていった、そのポテンシャルは相当なモノだと実感しました。
FF 2000ccターボの300psが 物足りないなんて!
次回のテスト迄には、今回のトラブル解決と100ps乗せ!でいく予定です。

今から楽しみです。